健康

一日中手足が冷える冬もこれでぽかぽか!医師が教える”温活”

一日中手足が冷える冬もこれでぽかぽか!医師が教える”温活”
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冬は体の冷えがとれにくく、不調が起こりやすい季節です。
そこで注目されているのが、体を温め、
冷えを改善する活動「温活(おんかつ)」です。

体温が高いと血の巡りがよくなり、免疫細胞が活発に働き、風邪などのウイルスから守ってくれると言われています。
そのため、温活を行うことで自然治癒力が高まるというメリットがあります。

この記事では、温活の生みの親である医師の川嶋朗先生が
提案している温活方法について解説しています。

また、温活を取り入れることで得られる具体的な健康効果や、
自宅で実践できる温活アイデアをご紹介します。

冷え対策の重要性

冷えが及ぼす健康への悪影響

冬の冷え対策!医師が教える”温活”で自然治癒力アップ
川嶋先生によると、体温が下がると血液の温度が下がり、血流が悪くなるため、
体のさまざまな場所の活動が滞り、内臓やメンタルの不調にもつながります。

また、冷えは動脈硬化や女性の生理不順や不妊などの
病気にもつながる可能性があります。

体の冷えを改善することは、免疫力を向上させ、
病気のリスクを減らすことにつながるため、冷え対策が重要であることがわかります。

体温が上がると免疫力が高くなり、体温が下がると免疫力も下がるといわれています。
風邪をひいたときに熱が出るのは、体内に侵入したウイルスを排除するための防御反応です。
通常、私たちの体は37度前後の体温に保たれていますが、ウイルスに感染すると脳にある視床下部が作用して体温が高くなり発熱します。

冬に風邪にかかりやすくなるのは、外気温が低くなり体温も下がりやすくなるためです。夏風邪というものがありますが、これもエアコンにより体が冷え体温が下がり、免疫力が低下し感染を引き起こすからです。

引用:福岡天神内視鏡クリニック

 

冷えやすい体質の解消方法

冬の冷え対策!医師が教える”温活”で自然治癒力アップ
体が冷えやすい人と冷えにくい人の違いは、筋肉と脂肪の量に関係があります。

筋肉が多いほど、体が温まりやすく、基礎代謝が高くなります。
したがって、筋肉を鍛えることは、冷えにくい体質に変える第一歩です。

また、冷えに効くマッサージや、冷え対策グッズの活用も効果的です。
適度な運動や食事の改善によって、冷えやすい体質を改善することが可能です。

温活のポイント

首・手首・足首の3つに注目

温活のキーとなるのは首・手首・足首の3つのポイントです。
これらの部位は皮膚の近くに動脈が通っており、効率よく体を温めることができます。
特に冷えを感じているときは、これらの部位にフォーカスしましょう。

首は表面近くに大きな血管が走っているため、体全体が速く温まりやすい場所の一つです。また、手首・足首を温めることで、寝付きが良くなるというメリットもあります。

お風呂で温活

冬の冷え対策!医師が教える”温活”で自然治癒力アップ
お風呂に浸かることで体を内側から温めることができ、温活に効果的です。
湯船にじっくり浸かることで、血行が良くなり、冷えからくる不調を改善します。

お勧めの温活ルーティンとしては、湯船に30分ほど浸かり、
上がってから30分後には寝ることが効果的です。

食事で温活

体を温める食材を使った調理

冬の冷え対策!医師が教える”温活”で自然治癒力アップ
冬が旬の野菜や発酵食品、未精製の食品には寒い地域で獲れる果物は体を温める効果があります。温活に効果的な調味料にも注目しましょう。

温活におすすめの食材
  • 未精製の食材(黒糖・胚芽米など)
  • 冬が旬、寒い地域でとれるもの(にんじん・れんこん・ごぼう・ほうれん草など)
  • 発酵食品(味噌・納豆など)
  • ビタミンEが豊富なナッツ類やアボカド、ココアなど

参考:冷え対策!体をあたためる食材、冷やす食材

反対に、体を冷やす果物は、暖かい地域で獲れるものです。
パイナップルやマンゴー、マンゴーなどは、体を冷やしてしまいます。

温活に効果的な飲み物

冬の冷え対策!医師が教える”温活”で自然治癒力アップ
飲み物でも温活ができます。発酵茶や生姜湯、白湯には体を温める効果があります。
毎日の生活にこれらの飲み物を取り入れることで、冷えからくる不調を改善する効果が期待できます。

発酵茶には、紅茶やほうじ茶、ウーロン茶がありますが、
冷えとりには発酵茶の中でも特に、ノンカフェインのお茶がおすすめ。

ノンカフェインの発酵したお茶には、
ルイボスティーや麦茶、杜仲茶(とちゅうちゃ)
などがあります。

杜仲茶は、杜仲という木の葉を煎じてお茶にしたもの。
漢方薬としても使われており、中国では健康茶として親しまれています。

また、体を温めてくれることでよく知られる生姜も効果的です。
生姜は加熱することで効果が増すため、なるべく熱いお湯を注ぐようにしましょう。
乾燥させてパウダーにした便利な商品も販売されています。

まとめ

この記事では、医師の川嶋朗先生が提案する温活方法や、
具体的な健康効果について解説しました。

温活は、免疫力を高め、冷えからくる体調不良を防ぐために非常に重要です。

また、食事やお風呂、運動を活用した温活方法は、
ちょっとした工夫や習慣化を意識するだけで、
自宅で簡単に取り入れることができます。

健康的な生活を送るためにも、温活を始めてみませんか?

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ラヴィステラマガジン編集部
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