菜食主義(ベジタリアニズム)は、歴史上多くの偉人たちに支持されてきました。彼らは倫理、健康、環境などさまざまな理由から動物製品を避ける食生活を選び、その思想や行動を通じて多くの人々に影響を与えました。
菜食主義を実践していた歴史上の偉人は数多くいます。
今回は、菜食主義の偉人とその名言についてご紹介します。
菜食主義(ベジタリアン)の偉人7名と名言
偉人たちは、それぞれの理由から菜食主義を実践しており、その信念が彼らの思想や行動に大きな影響を与えました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)
レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)は、イタリアのルネサンス期の芸術家であり、科学者、発明家でもあります。彼は動物の権利に強い関心を持ち、菜食主義を実践していたことで知られています。
彼の名言の中には、動物の権利や倫理的な食生活に対する深い洞察が見られます。
ダ・ヴィンチの名言
実際、私は若い頃から肉を食べることを避けてきたし、私は自分が生きている間に人間が動物を殺すことを恥じるようになると確信している。
動物を殺すことは、人類が犯す最も重大な罪の一つであり、肉食はその罪を拡大する。
私たちの体は、動物の死骸から得た食物ではなく、穀物や果物、野菜によって最も健康的に保たれる。
動物を愛し、動物を尊重することは、私たち自身の人間性を高めることである。
これらの言葉は、ダ・ヴィンチが動物の権利と倫理的な食生活に対して持っていた深い関心と理解を示しています。
彼の思想は、動物愛護と菜食主義の先駆者として、多くの人々に影響を与え続けています。
また、ダヴィンチは心がとても優しく、市場へ行っては売られている小鳥を買い、逃してあげていたというエピソードもあります。
マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)
マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)は、インドの独立運動を指導した偉大な指導者です。彼は非暴力主義とともに、菜食主義を強く支持し、多くの名言を残しています。
ガンジーの名言
菜食主義は、私にとって自己浄化と自己訓練の一部である。
動物を殺して食べることは、私たちの最も基本的な倫理に反する行為である。
一人一人が菜食主義を実践することで、世界はより平和で幸福な場所になるでしょう。
私は菜食主義を道徳的な選択と見なしており、動物に対する暴力を拒否することが私の信念の核心です。
私たちが動物を殺して食べることをやめるとき、真の人間性が現れるでしょう。
ガンジーは菜食主義を倫理的、宗教的、健康的な観点から支持し、その実践を通じて非暴力と平和を訴えました。彼の言葉は、多くの人々に菜食主義の価値と重要性を伝える役割を果たしています。
アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)
アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)は、物理学者であり、相対性理論の創始者として知られています。晩年には菜食主義を実践し、動物の権利や環境問題についても言及していました。
私は菜食主義が人間の気質に対して非常に良い影響を与えると信じています。どのようにして私たちが動物を殺すことに慣れ、心の中の殺意が薄れないでいられるのか理解できません。
人間の健康と地球上の生物の生存のために、菜食主義の採用が最良のものである。
菜食主義者になることは、私たちがこの惑星上で実行できる最も重要なステップの一つです。
将来の世代は、動物を殺すことなく生きる方法を見つけるでしょう。これが人間の進化の自然な結果です。
これらの名言は、アインシュタインが倫理的、健康的、環境的な観点から菜食主義を支持していたこと、菜食主義が個人の健康だけでなく、地球全体の持続可能性にも寄与するという信念を反映しています。
ピタゴラス(Pythagoras)
ピタゴラス(Pythagoras:前582年-前496年)は古代ギリシアの哲学者であり、数学者です。彼は食肉を避けることで知られており、彼の追随者たちも同様の食生活を送っていました。
菜食主義は古代ギリシャでも実践されており、紀元前6世紀にピタゴラスが創設したピタゴラス教団では、オルペウス信仰のため食肉を嫌い、動物を殺すことは殺人に、食肉は食人に等しいと考えました。
ピタゴラスの名言
動物を殺して得た食物を食べる者は、自らの体内に死と破壊を取り込んでいる。
すべての生き物に対して慈悲の心を持つ者だけが、真の幸福を見つけることができる。
私たちは他の生き物の生命を尊重するべきであり、それによって私たち自身の生命も尊重される。
動物を食べることは、他の人々に対する暴力と同じように、私たちの魂を曇らせる。
私たちの体は、動物を殺して得た食物ではなく、自然が提供するものによって最も健康的に保たれる。
ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)
ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)は菜食主義者でした。テスラは動物性食品を避ける食事を選び、後年には完全な菜食主義者(ヴィーガン)となりました。
彼の食生活には以下のような理由や考えが含まれていました。
1. 健康への関心
健康的な食生活を重視し、肉を避けることで健康を保つことができると考えていました。
2. 倫理的理由
動物の苦しみに対して深い関心を持ち、倫理的な理由から動物を食べることに反対していました。
3. 環境への配慮
農業と食料生産の持続可能性についても関心を持ち、植物性の食事が環境に与える負荷が少ないと考えていました。
テスラは多くのインタビューや書簡の中で菜食主義の利点について語り、自身の生活に取り入れていることを明言しています。
彼の科学的な思考と倫理的な価値観が、菜食主義を選ぶ要因となったと言えます。
ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)は菜食主義に関する考えをいくつかの言葉で表現しています。以下はその中でも特に有名なものです。
テスラの名言
未来の食物は果物と野菜で構成されるだろう。肉食は文明の進化とともに淘汰される。
私は将来の食物が、動物からではなく植物から供給されることを信じている。
長い目で見れば、菜食主義は我々の文明にとってより持続可能な選択である。人類が肉を摂取することをやめ、より倫理的で健康的な食事を選択する日は近い。
テスラは科学的な観点からも倫理的な観点からも菜食主義を支持していました。彼の発言は、動物愛護や環境保護に対する意識の高まりとともに、健康的な食生活への移行を促進するものでした。
レオ・トルストイ(Leo Tolstoy)
レオ・トルストイ(Leo Tolstoy)は、ロシアの作家であり、『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』などの作品で有名です。彼は宗教的な理由から菜食主義を採用しました。
レオ・トルストイは菜食主義と動物の権利に関して多くの名言を残しています。以下はその中でも特に有名なものです。
トルストイの名言
人が動物を食べることは、暴力の一形態であり、他のすべての暴力の基礎となる。
菜食主義は、単に食物選択の問題ではなく、倫理と道徳の問題である。私たちは肉食を避けることによって、他のすべての暴力と残虐行為を避けるための第一歩を踏み出すことができる。
動物の苦しみを見過ごして、その肉を食べることは、人間性に反する行為である。
食物を得るために動物を殺すことは、非道徳的であり、私たちの心を鈍らせる。
これらの名言は、トルストイが動物の権利と倫理的な食生活に強く関心を持っていたことを示しています。彼はその思想を通じて、多くの人々に菜食主義の重要性と動物への配慮を呼びかけました。
ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw)
「食物に対する愛より誠実な愛はない」。
この言葉は、ノーベル文学賞を受賞したイギリスの劇作家ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw:1856~1950)が、1903年『人と超人 (Man and superman)』の中で記した言葉として広く知られています。
ショーは、食べるという行為を「厄介な必然」 だと考え、25歳のときに「強い精神力があれば、動物の死体など食べないものだ」と宣言し、強い倫理的な理由から肉食を断ちました。
彼は、動物愛護と菜食主義に強い関心を持ち、多くの名言を残しています。
ショーの名言
動物を食べることは、いじめられっ子を食べるようなものだ。強い者が弱い者をいじめることが許されるなら、誰が正義を語ることができるだろうか。
私たちは他の動物たちを殺し、食べることによって、自らの心に残虐性を植え付けている。
動物が感じる痛みは、私たちが感じる痛みと同じだ。私たちは彼らの苦しみを避けるために、彼らを食べないことを選ぶべきだ。
ショーが85歳の時、
「私は現在85歳だが、これまでと同じように元気に仕事をしている。もうかなり長く生きたので、そろそろ死のうかと思っているのだが、なかなか死ねない。
ビーフステーキを食べれば、ひと思いに死ねると思うのだが、私には動物の死体を食べるような趣味はない。私は自分が永遠に生きるのではないかと思うと、空恐ろしい気分になる。これが菜食主義の唯一の欠点である。」
と語ったことがありました。彼は94歳まで健在でした。
これらの名言は、ショーが動物の権利と倫理的な食生活に深く関心を持っていたことを示しています。彼は菜食主義を強く支持し、その信念を言葉と行動の両方で表現しました。
まとめ
菜食主義(ベジタリアニズム)は、歴史上多くの偉人たちに支持されてきました。彼らは倫理、健康、環境などさまざまな理由から動物製品を避ける食生活を選び、その思想や行動を通じて多くの人々に影響を与えました。
これらの偉人たちの言葉は、菜食主義が単なる食事の選択にとどまらず、倫理的、健康的、そして環境的な意識を持ったライフスタイルであることを示しています。
彼らの思想と行動は、現代においても多くの人々に影響を与え続けています。

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