【ヴィーガンに】卵の替わりに使える植物性の食材＆レシピ９選

卵アレルギーのお子さんをもつママさん、ヴィーガンの方必見！
卵が食べられなくても、植物性のものでケーキやパンを作ることができるってご存知でしたか？

この記事では、卵の代用になる食材とアイディア溢れる調理方法、レシピ、おすすめの商品について詳しく解説します。

永久保存版🐣卵アレルギーやヴィーガンの方必見、卵の替わりになる食材&レシピを一挙にご紹介！🥚🐥
卵を使わなくてもスクランブルエッグもオムライスもケーキも作れちゃいます。 https://t.co/QyIjQwzek8

— ラヴィステラ (@laviestella) September 3, 2023

 

スクランブルエッグの卵の替わり

木綿豆腐×ターメリック×塩×コショウ

木綿豆腐×ターメリック×塩×コショウを混ぜ合わせると、見た目も味も本物そっくりのスクランブルエッグに！
後述するヒマラヤ岩塩やエッグソルトを使用するとより本物に近い風味が楽しめます。

 

カボチャ×絹ごし豆腐×塩×コショウ×卵不使用のマヨネーズ

こちらのヴィーガン卵サンドのレシピは、一般社団法人アニマルフォレストの代表でもあるダンテさんがYouTubeで解説しています。
スクランブルエッグの代用として、冷蔵庫にある材料でたった５分で作れてしまいます。

カボチャが卵の代わりになるの？！と驚いた方も多いかもしれませんが、ダンテさんによると、カボチャと卵は化学物質が似ているので、食感と味がそっくりになるのだそう。

 

ヒマラヤ岩塩やエッグソルトを使用するとより卵に近い風味に！

ヒマラヤ岩塩（ヒマラヤソルト）は日本ではあまりなじみの薄い塩ですが、塩なのにゆで卵の味がするなんとも不思議な塩。

これはヒマラヤ山脈で採れる岩塩で、ヒマラヤ山脈ができた時にマグマの高熱と圧力の恩恵を受け、自然の力で生成される塩。

さらに嬉しいことに、この塩には体にいい成分が含まれていて、塩には珍しいイオウが豊富に含まれていて、非常に強い抗酸化作用があるのが特徴です。

 

「老化」とは言い換えると「体が錆びる」こと。
鉄が錆びるいわゆる「酸化」と同様に、人の細胞も体内に取り込まれた酸素が変化した活性酸素と結び付いて酸化します。
これが老化や病気の原因のひとつとして言われています。

ヒマラヤ岩塩は水素水よりも還元力が強く、体の酸化を防いでくれる作用が期待できます。

 

卵アレルギーのお菓子作りの代用

ひよこ豆の煮汁

ひよこ豆の缶詰のトロッとした煮汁は、アクアファバと呼ばれます。
このアクアファバの主な成分は「炭水化物・タンパク質・デンプン」で、卵白のように泡立ちやすい性質を持っています。

さらに、タンパク質を豊富に含む一方で脂質は少ないことから、ダイエット中にもとてもおすすめ。

器材でホイップすると卵白のようにメレンゲを作ることができ、クッキーやケーキをはじめ、生クリームの代わりとしても使用できます。

 

卵アレルギーのオムライスの代用

湯葉×ターメリック×塩コショウ

オムライス、オムレツには湯葉を使って、ふんわりオムライスに！

作り方は、油を熱した弱火のフライパンに材料をすべて加えて、火にかけて、ケチャップライスに載せるだけ！

 

卵の替わりに使える料理のつなぎ

長芋

衣をつける時など料理のつなぎには、長芋が代用できます。
衣につける際はすりおろして、小麦粉、長芋、パン粉の順につけると揚げ物もヘルシーに。

 

代替卵を使えばさらに簡単！代替卵ブランド３社

ここまで読んでいただいた方の中には、
わざわざ材料を混ぜ合わせるのがめんどくさいのよ！

という、ズボラなお忙しい方も多いかもしれません。

そんな方に朗報です！
なんと、日本企業からも加熱するだけで卵代わりになる商品が発売されています。

キューピーのHOBOTAMA（ほぼたま）

ここまでは、食材を使った代替レシピをお伝えしましたが、なんとキューピーから卵の代わりに使える「HOBOTAMA（ほぼたま）」という商品が発売されました。

元々は飲食店などBtoB向けのみに展開していたHOBOTAMAですが、一般消費者向けにも販売が解禁されました。

こちらを使用すれば、スクランブルエッグやオムレツ、卵焼き、卵かけごはんが袋から出して加熱するだけで手間なく簡単にできるほか、卵と違い冷凍できるのでストックしやすくとても便利です。

Amazonのレビューより

オムライスにして食べました。ふわとろの半熟です。単体で食べると豆の味感が拭えませんが、ケチャップと合わせると卵感が増します。親子丼やカルボナーラなど調味料ともっと合わせたらもう少し違和感なく食べれるかもしれません。

 

商品名	HOBOTAMA（ほぼたま）
販売者	キューピータマゴ株式会社
原材料	豆乳加工品（国内製造）、植物油脂、食塩、野菜エキスパウダー、酵素エキスパウダー／トレハロース、加工でん粉、ゲル化剤（アルギン酸ナトリウム）、乳酸カルシウム、カロチノイド色素、増粘多糖類、（一部に大豆を含む）
アレルギー表示	アーモンド・大豆（本品は卵を含む商品と共通の設備で生産していますが、製造前に十分な洗浄を行っています）
内容量	120g

 

2foodsのEver Egg（エバーエッグ）

都内で人気のプラントベースカフェを展開する、プラントベースフードブランド2foodsがカゴメと共同で開発したEver Egg（エバーエッグ）。

大豆などの従来の原材料ではなかなか実現することができなかったやわらかい食感と圧倒的なふわとろ食感と本来のたまごの優しい風味を叶えるため、大豆を使わず人参や白いんげん豆を原材料として使用しています。

2foodsとカゴメの新たな独自技術「野菜半熟化製法」は国内特許出願中。
2foodsのカフェでも、エバーエッグを使ったオムライスを食べることができる他、店頭や通販でも消費者向けに販売しています。

商品名	Ever Egg（エバーエッグ）
販売者	株式会社TWO
原材料	食用植物油脂（国内製造）、白いんげん豆ピューレー、にんじん濃縮汁、グラニュー糖、食塩、エンドウたんぱく／トレハロース、増粘剤（加工デンプン、増粘多糖類）、乳酸カルシウム、ゲル化剤（アルギン酸ナトリウム）、酸化防止剤（ビタミンＥ）、香料
アレルギー情報	なし（同一製造ラインにおいて、牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類、乳製品、卵を含む商品を製造しています）
内容量	130g

 

UMAMI UNITEDのUMAMI EGG（ウマミエッグ）

「UMAMI EGG」は、卵単体の味わいやテクスチャーの表現だけではなく、卵がもつ機能に着目し、惣菜類はもちろん製菓分野にも使える幅広い汎用性を持った商品。
主原料には日本ならではの食材である「こんにゃく粉」「にがり」を使用し、こんにゃくの弾力性や豆腐の割れる食感で卵らしさを表現。

また卵のコクは、フードロスのきくらげから発酵技術を応用した麹菌等の酵素を使用して“旨み（UMAMI）”を抽出することで表現しています。

UMAMI EGG（25g）で、約500ml（500g）分の植物性卵を作ることができます。
卵1食50gで換算すると約10食分に相当するので、１袋でも長持ちします。

商品名	UMAMI EGG（ウマミエッグ）
販売者	UMAMI UNITED JAPAN 株式会社
原材料	こんにゃく粉（国産）、タピオカスターチ、ニュートリショナルイースト、かぼちゃ 粉末、みかん粉末、岩塩、きくらげ旨味パウダー、にんじん粉末 / ゲル化剤 （アルギン酸ナトリウム、カラギナン、ローカストビーンガム）、硫酸カルシウム、塩化マグネシウム
アレルギー情報	なし
内容量	25g

UMAMI EGGは業務用と家庭用、どちらも公式オンラインショップで販売されています。

業務用家庭用 

 

地球の未来のためにプラントベース食品を取り入れてみよう

2050年には世界人口は100億人近くに到達し、温暖化により夏の気温は47度近くにもなるといわれ、全世界的な食料危機、エネルギー不足、資源の枯渇など地球環境への負荷が叫ばれています。

オックスフォード大も推奨！ヴィーガン食が環境に優しい理由４つ2018年、オックスフォード大学の研究は、プラントベースの食事を食べることが、個人が環境フットプリントを削減できる「唯一最大の方法」であると宣言しました。具体的にはどれくらい環境負荷を削減できるのか、比較してみました。...

 

世界では年間13兆個以上の卵が消費され、鶏の卵1個の生産には200ℓもの水を必要とします。さらに、日本は一人あたりの卵の消費量はなんと世界第2位。
日本人の生活になくてはならない食材の一つです。

プラントベース食を選択することで、

などさまざまなメリットがあり、私たちの未来を変えるキッカケになります。

アレルギーやヴィーガンでなくても、プラントベース食品は思っているよりも気軽に取り入れることができます。
ぜひ皆さんも理科の実験気分で、楽しみながら作ってみてくださいね。